日式イタリア料理♦プチ忘年会♦日本語教師の給料について@上海~
こんにちは~
しばらくぶりに更新します。
今週末から、中国では忘年会ラッシュが来ます…
私の学校でも、今週金曜日に忘年会があります!
グループの中の日本語学校で、忘年会はすべての学校が一度に集うので、
かなりの大人数になりそうです。そして、商品も豪華なようです(当たればですが…)
そしてそして
先日の土曜日は仲が良い友達たちとプチ同窓会をしてきました!
お店は、浦東の世纪大道というところにある、
『VITELLO』です。
ここは、日本式のイタリアン料理で、日本人向けの雑誌で高評価を得ているお店です。
私たちは、アラカルトで好きなものを頼みました。
こんな感じです。
海鮮サラダ
生ハムを先に頼んでから、チーズを頼みたくなって追加!
(でもお酒は、梅酒をずっと飲んでいました…ワインじゃなくて梅酒が好きw)
鶏肉と野菜煮込み
メインのお肉(すごくおススメされました)
半熟卵の方もっと食べたかった…
ポテト
(たれを残してしまったけど、パンと食べると絶対おいしいやつ)
トマトソースのパスタ
※パスタは中国語で通称、炒面と言うらしいですが、炒面って聞くとやきそばっぽく聞こえてしまう笑
カルボナーラのパスタ
(うーん…これは、思ってたほど…)
料理はこんな感じでした。
そして、上海の方もいたのですが、
ご飯を食べてから必ずと言っていいほど、スイーツのお店に移動します。
上海人はスイーツ男子本当に多い!(彼らは男同士でも行きます。)
おススメされたのが、この龙眼(日本でいうライチのような果物)というかき氷
私は友達とメロン×龙眼をシェアして食べました。
お腹いっぱいだけど、おいしい!
こういうお店は台湾のお店が多いのですが、ここは香港のようです。
上海にはこういうスイーツがとても多いので、また別記事で紹介したいと思います。
それで、今回私以外に日本語教師の方もいたのですが、
上海でも働く機関や場所によって給料や待遇がまちまちだなぁと思ったので、
皆さんに共有したいと思います!
まず、私も含めて周りで働いている日本語教師は
・語学学校
・大学や高校
の2つの機関に分かれます。
語学学校は、
市内にいくつか校舎があり、日本人の場合、外教(会話をメインに教える)
として教えます。
学校によってもまちまちですが、私の学校では完全な自作教材です。
生徒の要求に合うのであれば自分で買った教科書を使用しても良いです。
給料はどうなっているかというと
1ヶ月固定給1万500元(80コマ)
+超えたコマ数×80元で計算されます。
そして、3カ月ごとの見直し(1~3月/4~6月/7~9月/10~12月)
という感じで、3カ月(80×3=240コマ)以上超えた分を、次の月の給料にプラスで
もらえます。(中国は2月の旧正月や10月の国慶節で1週間~10日休みになってコマ数が少なくなるので、3カ月1回の見直しは妥当だと思います。)
なので、語学学校だとだいたい外教の給料は月々1万元、3カ月に一回12000元~15000元ぐらいになります。それから、年に1回ボーナス(1万元~2万元)をもらえます。
保険や航空券代(年1回)などは語学学校によって補助してくれる場合もあります。
それプラスで、副業でインターネット授業などで稼いでいる感じだと思います。
語学学校でのメリットは、
授業以外では何をしてもいい(カフェや家で問題を作ったり、空き時間に買い物したりマッサージ行ったり)市内を回るので、色々な行きつけのお店をつくることができるのも良い点だと思います。
この仕事をしてから、自由な時間が増えました。
デメリットは、常に移動しなければならない、コマを稼ぎたければ授業をたくさん入れなければならない、クラスによって準備の時間が大変…
ただ、この仕事は年齢もさまざまで、上下関係もなく、この仕事が好きでやる気さえあれば、趣味でお金を稼げる感覚もあり、楽しいです。
生徒が夏休みなどで夏期講習など忙しい時期は大変ですが、普段はマイペースに仕事ができる点も良いと思っています。
そして、次は大学や高校などでの給料や時間について。
私の友人の話ですが、
大学で働く場合は特に夏休みや旧正月休みでそれぞれ1ヵ月程度の休みがもらえるのが特徴です。中国は2学期制なので、夏と冬に大型連休があります。
その時期は学生は学校に来ないので、教師もお休みになります。
そして、給料はどうなるかというと2パターンあるようです。
・夏と冬働けない分を考慮して年給換算で月々もらう場合(1ヶ月7000元×12カ月)
・夏と冬2か月間は給料は0、毎月少し高めにもらう。(1ヶ月8000元×10カ月)
彼らのメリットは学校から教師寮を無料で貸し出ししてくれるところ!
ただ、この寮は当たりはずれがあるようで、もしはずれの場合は、ガスコンロや冷蔵庫もついていないそうです。
ちなみに、引っ越して自身で借りる場合は大学側が家賃2000元までは補助してくれるようです。(これもありがたいですね!)
デメリットとしては
授業以外も学校の業務をしなければならない
(ひどいところでは、教科書作りや生徒寮の管理などもさせられる場合もあるようです。)
そして、大学というとだいたい郊外で働かなければならない場合が多いです。
私も、語学学校から一時的に派遣されて大学での1学期分を授業したことがありますが、市内からバスで2時間ぐらい…
朝も8時半から授業でとっても辛い4カ月だったのを覚えています。
そして、メリットかデメリットかは考え方次第ですが、
高校や大学の場合は指定の教科書があり、基本的にはそれを使って授業します。また、大学では単位のためにテストをしなければならないので、授業計画書を出さなければならないという面倒臭いところもあります。
大きく分けると
住む場所(市内までの近さ)や自由度、休暇のありなしなどが違うのではないでしょうか。
また、大学では、外教の場合、3~4年働いたら一度契約打ち切りになる(教師を一定のターンで変えなければならない)という法律もあるようで(1年間外で働けばまた戻ってこれるようですが)こういうところも、語学学校とは違うところです。
私は、初回は2年契約でしたが、前回の更新時に5年契約にしていただきました。
中国では、終身雇用はないので更新時に切られることも往々にしてあります。
こういうところも学校と本人の契約次第だと思います。
上海に来てから、人生一回切りなので、やりたいことを見つけたらなんでも挑戦してみようという思いが強くなりました。
後に戻れないという気持ちと自分自身の力で生活していかなきゃという気持ちも強くなるんだと思います。
日本語教師は給料が少なくて、生活できないんじゃないか?と言われることもありますが、そんなこともありません。
派手な格好をしたり、旅行を頻繁にしたりということはできないかもしれないですが、
現地の方と触れ合い色々なことを肌で感じられ、やりがいもある仕事だと思います。
現地(私の場合は上海)が好きなら、旅行せずとも滞在できるわけですから、逆に旅行代が浮いている感覚もあります。(超ポジティブ思考!)
もちろんお金はあった方がいいけど、自分に合わない仕事だと本当に続かないし、そんな仕事を選びたくないと思ってしまいます。
与えられた仕事は精一杯やって、どんどんスキルアップできたら、その先にやりたいことやできることが見えてくるんだと思います。
日本人の日本語教師の実態@上海いかがでしたでしょうか?
今日はこのへんにしておきます。
それでは~また次回まで・・・( ^ω^)